リップル（Ripple/XRP）が2023年の最も取引されているアルトコインとなる

XRPは2023年最も取引されたアルトコインに

データプロバイダーのカイコ（Kaiko）は、リップル（Ripple/XRP）がCEX（中央集権型取引所）の累計取引額1,500億ドル（約21兆円）を超え、2023年に最も取引されたアルトコインの称号を正式に確保した事が分かった。

$XRP is officially the top traded altcoin of 2023! $DOGE, $SOL, and $BNB are next in line. pic.twitter.com/gq3uFiGnWl

— Kaiko (@KaikoData) July 24, 2023

さまざまなネットワークにわたる市場データの信頼できる情報源であるカイコによると、XRPが2023年最も取引されたアルトコインの座を獲得した。調査会社は、CEX（集中型仮想通貨取引所）全体のアルトコインの累積取引量を紹介する最近のツイートでこの情報を明らかにした。具体的には、共有されたグラフによると、2023年までのXRPのCEX累積取引高は1,500億ドルを超え、1,750億ドル（約24.4兆円）の領域に向かっており、同社は次のように宣言している。

XRPは正式に2023年に最も取引されたアルトコインだ。

同画像は、他のアルトコインパフォーマンスも示しているが、XRPは500億ドル（約7兆円）を超える最も近いライバルを上回っている。

XRPに次いで取引量が多い仮想通貨となったのがソラナ（Solana/SOL）の累計取引高は1,000億ドル（約14兆円ん）であった。ドージコイン（DogeCoin/DOGE）、バイナンスコイン（BinanceCoin/BNB）、ポリゴン（Polygon/MATIC）など、他の注目すべき競合企業は、500億ドルから1,000億ドル（約7兆円～14兆円）の取引高を維持している。

リップル（Ripple/XRP）への関心の高まり

カイコの指標にはビットコイン（Bitcoin/BTC）、イーサリアム（Ethereum/ETH）、ステーブルコインの取引量が含まれていない。

仮想通貨データアグリゲーターであるCoinMarketCapの最新データによると、XRPの24時間取引高は2,323億円（16億ドル）を超えている。XRPへの新たな関心は、リップルが取引所でXRPを販売する安全保障法に違反したという2週間前の米国裁判所の判決を受けて起きたものである。それ以降、XRPは価格が継続的に上昇し、その栄光から仮想通貨市場のシェアが拡大したため、さまざまなレポートで注目を集め続けている。

最終的に、2023年に最も取引されるアルトコインとしてXRPが目覚ましい成功を収めたことは、最近の規制の明確さを考慮するとその将来は依然として明るいため、仮想通貨コミュニティを騒然とさせている。