テスラはビットコインとドージコイン決済機能の再導入を計画か

テスラはビットコインとドージコイン決済を再導入か

ポリゴン(Polygon)のエンジェル投資家 LilMoonLambo(@Lilmoonlambo)氏によると、大手電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)は間もなく支払い方法としてビットコインの受け入れを再開する可能性があるとツイートした。

日本語訳:
テスラは、ウェブサイトでの支払いのためのコードにビットコインを追加しました

同社およびイーロン・マスク(Elon Musk)CEO(最高経営責任者)からの正式な確認はないが、報告された措置は、同社の支払い方法にデジタル資産が復帰する可能性を示している。当NEXTMONEYの2021年3月25日付特集記事「イーロン・マスク氏、テスラ社がビットコインでの支払を受け入れたと発表」で報じているように、同社は15億ドル相当のビットコインを購入し、車両の支払いとしてその仮想通貨を受け入れを発表。しかし、この決定は長くは続かず、当サイト2021年5月13日付特集記事「テスラが「環境への多大なコスト」を理由に、ビットコインの支払いをやめる」で報じたように、同CEOは高エネルギー使用量に関連した環境上の懸念を理由に、テスラ車へのビットコイン支払いの停止を決定している。

ビットコインがテスラに与える影響

テスラは、過去 4 四半期にわたってデジタル資産の保有を追加も売却もしていない。

2023年第2四半期時点で、同社の残りのビットコイン保有額は2四半期連続で1億8,400万ドル(約257.8億円)の価値で安定。2022年の第2四半期に、テスラは保有総量の約75%を占める30,000BTC以上を売却し、その売却で9億3,600万ドル(約1,311億円)を稼いだということです。

支払いオプションとしてビットコインを再導入するという同社の潜在的な動きは、過去にビットコインが5万ドルを超えた上昇の原動力となっていたことから、重要な意味を持つ。同社が自動車の購入にビットコインを受け入れることを発表し、その仮想通貨をバランスシートに追加した際、デジタル資産の価値は急上昇した。テスラはビットコインを支払いオプションとして復活させることで、再び仮想通貨市場に影響を与え、価格上昇につながる可能性がある。

仮想通貨コミュニティ内で広がるうわさ

テスラが公式サイトのソースコードにビットコインとドージコインの支払い機能を追加したといううわさが仮想通貨コミュニティで広まっていた。

しかし、実際には、キーワードである「Bitcoin」と「Dogecoin」がサイトの背後にあるコードの一部としてすでに存在していたことが判明した。2023年1月、同社のウェブサイトはそのページに仮想通貨支払い機能を追加し、それ以来残っていたものの、当時は実現しなかった。ただし、これらの流れは、テスラによるビットコインとドージコインの支払い機能がすぐそこまで来ているという希望を与えている。

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