ソラナが新しいChatGPT統合を発表
ブロックチェーン技術とAI（人工知能）の融合進展を強調する動きの中で、ソラナ（Solana） は新しいチャットGPT（ChatGPT）統合を発表した事が分かった。
(1/2) Solana Labs has created an open-source reference implementation for a ChatGPT plugin that lets users interact with the @solana network directly from ChatGPT.
Users will be able to check wallet balances, transfer tokens, and purchase NFTs once ChatGPT plugins are available. pic.twitter.com/08z1IX76zJ
— Solana Labs (@solanalabs) April 25, 2023
ソラナ・ラボは、ユーザーがChatGPTから直接ソラナネットワークとやり取りできるようにするChatGPTプラグインのオープンソースリファレンス実装を作成しました。
ChatGPTプラグインが利用可能になると、ユーザーはウォレットの残高を確認し、トークンを転送し、NFTを購入できるようになります。
ソラナ・ラボ（Solana Labs）は、ユーザーがChatGPTから直接ソラナネットワークと対話できるようにするオープンソースプラグインを開発している事を4月25日（火曜日）に発表した事が分かった。プラグインが利用可能になると、ユーザーはウォレットの残高確認、トークンの転送、ChatGPTインターフェース内でNFT（非代替性トークン）の購入ができるようになる。
ソラナのChatGPTで取引や資産の一覧表示などが可能に
ソラナChatGPTプラグインは、ChatGPTプラットフォームをソラナブロックチェーンネットワークに接続するツールである。
分かりやすく言えば、このプラグインを使用するとユーザーは、ChatGPTインターフェースを介してソラナブロックチェーンで操作を実行できる。ユーザーは、ChatGPTにコマンドを記述するだけで、ウォレット残高確認やトークン転送、NFT購入ができる。このプラグインは、機能を使い慣れたチャット環境に統合させることで、ソラナネットワークをよりアクセスしやすく、かつ便利にすることを目的としている。独自バージョンのテストと起動に関心のある開発者は、プロジェクトのGithubページでコードと手順を見ることができる。ソラナによると、このプロジェクトはまだ開発の段階にあり、今後、変更される可能性も十分にあるとのこと。
GPTプラグインは、ソラナがAIにピボットした最新の例にすぎない。4月24日（月曜日）にソラナは、ネットワーク上の分散型AIプロジェクトに対し、100万ドル（約1.3億円）の助成金を発表している。ソラナChatGPTプラグインは、AIとブロックチェーン技術の間の収束傾向が高まっていることを改めて示している。
