ステーブルコイン発行元のCircleが既存加盟店向けにApple Payを統合

Circleが既存加盟店向けにApple Payを統合へ

ステーブルコインであるUSDコイン(USD Coin/USDC)の発行元であるCircle(サークル)は、同社がサポートする加盟店がApple Payを受け入れ、顧客は Apple Pay を通じて仮想通貨を購入できるようになると発表した事が分かった。

この統合によって顧客は、長いフォームに記入する必要もなく、アプリやSafariブラウザーからチェックアウトできるようになる。11月15日(火曜日)付けの発表によると、Apple Pay のサポートにより、仮想通貨関連企業は、より伝統的な支払い方法を使用したい顧客に対してより良い支援を提供できるようになる。この統合により、顧客は Apple Pay から直接仮想通貨を購入できるようになり、Circleは次のように述べている。

従来のビジネスも、この機能強化を利用して、より多くの小売支払いをデジタル通貨に移行し、USDC 決済のメリットを体験できます。


チェックアウト時の支払いの摩擦削減へ

CircleのUSDCは、準備金の状態に関する最新の証明レポートによると、現金と米国債によって完全に支えられており、そのステーブルコインの価格は常に1ドル(約140円)の価値を確実に追跡できる。

USDC のようなステーブルコインは、仲介業者や誤った送金手数料を必要とせずに、クリプトレールを使用して世界中に価値を送信する手段として人気を博している。企業は、CircleアカウントとApple開発者アカウントを作成することで、CircleでApple Payを有効にできる。Circleは、チェックアウト時の支払いの摩擦を減らすのに役立つ支払い方法を今後さらに導入すると述べている。テザー(Tether/USDT)と並んでCircleは、11月9日(水曜日)、破産した仮想通貨取引所であるFTXに関与していないことを明らかにし、ユーザーに向けて健全性をアピール。

Apple Pay は「適格な企業」が利用でき、それを有効にするのは「簡単なプロセス」であると主張する一方で、参加企業で Apple Pay を使ってチェックアウトする顧客は、通常どおり、Apple の Face ID または Touch ID を使用して取引を完了する事となる。Apple は、世界中で18億を超えるアクティブなデバイスを保有している。報告によると、Apple PayはPayPalに次いで米国で最も使用されているデジタル ウォレットの 1 つである。

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