マインクラフト開発者がNFT関連誓約キャンペーンを展開
世界的人気のサンドボックスビデオゲームであるマインクラフト（Minecraft）のコア開発者であるMojang Studiosから形成された集合体である「Climate Replay」は、NFTと仮想通貨の想定されるリスクと危険性を述べ、NFTの誓約キャンペーンを開始した事が分かった。
Climate Replay によるNFT請願キャンペーンで開発者が提示した主な議論は、最近注目を集めているPlay-to-earn（※ゲームで遊びながら稼ぐ）ゲームは、ゲームコミュニティにとって健全ではないとのこと。プレイヤーが仮想通貨を受け取るためにタスクを完了し、クエストを完了することができるこのようなゲームの人気は急速に高まっている。ただし、請願書の作成者であるClimate Replayは、ゲームをすることは楽しく、仕事になるべきではないと主張している。
仮想通貨のハッキングや詐欺は、ゲーム業界をセキュリティ問題にさらす。AxieInfinityのRoninBridge詐欺は、最近最も悪名高い行為の1つであり、ゲーマーコミュニティに合計6億ドル（約780億円）の損失をもたらしている。Climate Replayは、ブロックチェーン技術が膨大な量の電力を消費すると主張しているものの、イーサリアム（Ethereum）のブロックチェーンはすでに二酸化炭素排出量の大幅な削減に取り組んでおり、システムは2022年8月末までにアップグレードされる予定だ。
誓約にほとんど関心を示さないIT業界
ClimateReplayの代表であるコリー・シェビアック（Cory Scheviak）氏は、業界全体に誓約キャンペーンを広め、できるだけ多くの企業や個人に署名してもらうことを願っている。
Today's #games may not need #NFTs. However, the most popular games of tomorrow will have deep #NFT integration.
Minecraft Developers’ Petition Against Gaming NFTs Gets Just 72 Signatures in a Week – Decrypt https://t.co/h1NXb9EmVB
— JeffDanley.eth (@jeffdanley) May 1, 2022
今日のゲームはNFTsを必要としないかもしれません。ただし、明日の最も人気のあるゲームには、深いNFT統合があります。
ゲームNFTに対するMinecraft開発者の嘆願書は1週間でわずか72の署名を取得します。
ClimateReplayは72の署名をまとめ、結論として、ゲーム内のNFTに対するゲーム開発者からの即時の反発は急速に減少しているようにもみえる。ゲーム業界の専門家の多くはマインクラフト開発者と同じ意見を共有しておらず、現代起業家の多くは、NFTをゲームの未来にとって避けられないとみている。
