MoneyGramがビットコインATM設置企業のCoinmeへの投資を発表

MoneyGramがCoinmeに投資し

MoneyGram International Inc.(※以下、MoneyGramと表記)は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)ATM機を提供している企業Coinmeに投資した事を発表した。

MoneyGramは、世界最大かつ最も有望な仮想通貨組織の1つであるCoinmeの株式4%を彼らに与える=投資ことを明らかにした。また、米国で最も重要で認可済みの仮想通貨取引所との今回のパートナーシップは、CoinmeのセリエAファイナンスシードラウンドの終了を示すと述べている。

MoneyGramは、2021年Coinmeとの共同作業に関する最初の合意を発表している。2社は、共同作業により、2つの組織がBTCとフラットユーザーにサービスを提供する送金システムを作成するのに役立つと説明。また、同プロジェクトは何千もの販売場所を導入することにより、BTCアクセスを拡大する。MoneyGramのアレックス・ホームズ(Alex Holmes)CEO(最高経営委任者)によると、MoneyGramは仮想通貨に強気で、仮想通貨と法定通貨の間の関係を発展させていくことを計画していると明かしている。

Coinmeへの投資に関してMoneyGramは、同社と法定通貨と仮想通貨を結ぶ相互間に必要な絆を築くのに役立つ。当NEXTMONEYの2021年5月14日付特集記事「MoneyGramとCoinmeがパートナーシップを提携:小売店でビットコインの現金購入を可能に」で報じているように、2021年5月にCoinmeとのパートナーシップを発表。これにより、MoneyGramに新しい顧客が生まれ、新たな光を見いだしている。ホームズCEOは、金融機関がCoinmeのような仮想通貨企業とのパートナーシップを追求し続ける計画を示唆。今回の様な共同取り組みは仮想通貨やブロックチェーンなどのテクノロジーを適用するリーダーになるためにMoneyGramを推進していくのに役立つ。

Coinmeのニール・バーグキスト(Neil Bergquist)CEOによると、MoneyGramとの提携により、Coinmeは仮想通貨サービスの提供をリードし続ける機会が得られ、Coinmeが国際レベルに到達するために、より速い速度で成長および拡大するのに役立つと述べている。

MoneyGramとCoinmeのパートナーシップ詳細

Coinmeは、2014年に開始されたアメリカの仮想通貨取引所で、現在48州にサービスを提供する米国ライセンスが付与されており、今後、国際化する計画を明らかにしている。

同取引所は、2021年11月にデロイトテクノロジーファスト500の受賞者に選ばれ、北米で78番目に急成長しているテクノロジー企業に選出されている。

MoneyGramは、デジタルP2P送金システムへの移行を促進する重要な送金企業で、同社は法定通貨と仮想通貨の世界をつなぐという夢のために、過去5年間でさらに1億5000万人の顧客を迎え入れている。同社はデジタルモバイルとAPIを利用したプラットフォームを使用し、主要企業と協力し、MGO (MoneyGram Onlineシステム)でクライアントにサービスを提供している。なお、MGOは、P2Pデジタル送金、グローバル相互接続性、企業向け金融ビジネスサービスを提供している。

これら企業間の新提携は、彼らが夢を一致させたることによって実現しており、今後、世界の金融情勢に重要な痕跡を残す可能性がある。

MoneyGramとCoinmeがパートナーシップを提携:小売店でビットコインの現金購入を可能に

2021.05.14