パンケーキバニー、フラッシュローン攻撃でBUNNYトークン99%の大暴落

パンケーキバニーが99%の大暴落

Binance SmartChainの最大の利回りアグリゲーターサービスであるPancakeBunny(パンケーキバニー)が、外部からのフラッシュローン攻撃によって4,400万ドル(約47億8,500万円)以上が盗まれたことが明らかになった。

この攻撃の影響を受けて、Pancake Bunnyの基盤となるネイティブトークンであるBUNNYは、数秒以内に150ドルから1ドルへと一気に99%も暴落。

CoinMarketCapより画像引用

CoinMarketCapの調べによると、5月21日14時時点のBUNNY価格は、1BUNNY=3,577円(32,89ドル)前後で推移しており、前日同時刻比で30.19%の上昇ではあるものの、1週間で見ると、88.33%の大幅下落である。また、この大暴落により、時価総額も18億2,532万円超となっている。Pancake Bunnyは開発者が事後分析を完了している間、すべての入金と引き出しが一時停止されることになり、一切の取引ができなくなっている。

当初、フラッシュローン攻撃による損失は約10億ドル(約1,087億円)と推定されていたが、PancakeBunnyは損失を約5,000万ドル(約54億3,860万円)に再計算し直している。開発者によると、攻撃者はPancakeSwapから大量のBNBのローンを借りて、USDT / BNBとBUNNY / BNBのLP比率を操作することで、フラッシュローン攻撃を行なったと述べている。さらに、生成されたBUNNYトークンはすべて公開市場にダンプされ、BUNNYが99%以上暴落したが、PancakeSwapローンは、売却から得られたBNBを使用して返済されたとのこと。

新トークン発行で補償プールの提供へ

チームはまた、pBUNNYと呼ばれる新しいトークンを発行し、「補償プール」を提供することにより、エクスプロイト時の時価総額と現在の保持価値との差を保有者に補償するための措置を講じている。

今後90日以内に、PancakyBunnyはBUNNY排出量を増やし、エクスプロイトの時点までに蓄積された成功報酬の100%を支払い、この期間の終わりに、元の所有者は市場価格の割引でpBUNNYをBUNNYに交換できるようになると発表している。

狙われるBinance Smart Chain

Binance Smart Chainのエクスプロイトは、最近より頻繁に発生しており、今年の5月の初めにかけて、攻撃者が3,000万ドルを手放したSpartanプロトコルの被害も海外メディアによって報じられている。

現在Pancake Bunnyは、被害および修復状況に関してコミュニティを絶えず更新しており、可能な限り損失を抑制しようと努めている最中だ。