SushiSwap創設者がプロジェクト管理をFTX CEOに譲渡

SushiSwap創設者がプロジェクト管理をFTX CEOに譲渡

分散型金融(DeFi)プロジェクトであるSushiSwapの創設者であるChef Nomi氏は、プロジェクトの管理権限を仮想通貨取引所FTXのCEOであるBankman-Friedに譲渡すると発表した。

Nomi氏は先日、SushiSwapエコシステムの開発を目的とするSUSHIトークンの一部をイーサリアム(ETH)に変換することについて、DeFiコミュニティから激しい批判に直面しており、この動きによってSushiSwapは詐欺であるとの推測につながり、Nomi氏はプロジェクトを移管したようだ。

SushiSwapは分散型取引所でUniswapからフォークしてできたDeFiプロジェクトであり、ローンチしてすぐに1600万ドルの流動性を確保し、価格は2.45ドル。出来高3000万ドル(約32億円)に達している。特徴としてスマートコントラクトを利用した流動性プロバイダーであり、流動性プールに貢献したインセンティブとしてSUSHIトークンが配布される仕組みになっている。

Nomi氏は管理者キーを渡すことにより、SushiSwapコントロールをBankman-Friedに移しており、次のように述べている。

SushiSwapが私なしでうまくいくことを願っています。繰り返しますが、SushiSwapに害を及ぼすつもりはありませんでした。私の決定があなたの期待に沿わなかったとしたら、すみません。

8月28日のローンチ以来、SushiSwapプロジェクトは度々話題になっており、最近、Nomi氏はBand ProtocolのCTO、Sorawit Suriyakarnであるという噂があったが、関係者はその主張を全て否定している。今回のプロジェクトコントロールの移転は、SUSHIトークンの価格に影響を与えており、SUSHIトークンの価格を1.8ドルから3.2ドルに引き上げている。

Bankman-Friedこの一連の出来事の教訓として、匿名の創設者によるプロジェクトについて注意喚起を行っており、新規もしくは匿名の創始者とともにコミュニティを立ち上げる際には、プロジェクトが放棄されないか確認することが重要だとしている。