仮想通貨投資企業パンテラキャピタル、前年比3倍の資金を調達

仮想通貨投資企業パンテラキャピタル、前年比3倍の資金を調達

米SECへ開示した内容によると、パンテラベンチャーファンドⅢはこれまで1億64,70万5,834ドルを調達しており、前年比3倍の資金を調達していることが明らかになった。

パンテラベンチャーファンドⅢが調達した資金のうち68,841,379ドルが、過去12か月という期間で調達されており、昨年のファンドの調達額は24,419,455ドルであるため、およそ3倍の調達額であるとのことだ。しかし、2018年の資金調達は71,445,000ドルを記録しており、今年の調達額はこの金額にはわずかに及んでいないようだ。

およそ177万ドルに相当する投資家の平均チ​​ケットサイズは、2019年と比較して4倍以上増加し、2018年と比べて2倍になっており、これは機関投資家の関心の上昇を示している傾向だという。

クリプトヘッジファンドは2018年、悲惨な状態に置かれ、17の構成銘柄の均等に加重されたインデックス「Eurekahedge Crypto-Currency Hedge Fund Index」は71.81%減少していたが、2019年にはやや回復して15.56%の増加となり、これまでのところ2020年は46.98%増加している。また、Panteraの創設者であるDan Morehaed氏はビットコイン(BTC)がすぐに100,000ドルの高原を突破すると予想しているようだ。

さらにMorehaed氏は「ビットコインは歴史的に半減期の459日前に底を打っており、その後は爆発的に上昇しています。半減期後の上昇は平均446日でピークを迎えており、今回のサイクルでは、半減期の514日前に底打ちしていると言えます。もし歴史が繰り返されるのであれば、ビットコインは2021年8月でピークに達し533,431ドルになるでしょう」と述べた。