リップル社のSagar Sarbhai「クロスボーダー決済の開発に関わるのはベストな時期」と語る
アジア太平洋地域の行政及び規制担当責任者であるリップル社のSagar Sarbhaiは、バンコクで開催されたFintech Fair2019で、世界での支払いサービスの接続性に関する意見を述べた。
過去数年間、クロスボーダー決済は送金業界にとって重要な期間であった。
Sarbhaiは、現在のシナリオはクロスボーダー決済の開発に関わるべきベストなタイミングであると述べた。
さらに、業界で急速な技術革新を推進しているプロジェクトはほとんどないとの考えを示した。
最初の傾向は、2つの要因によって引き起こされたデジタル決済の増加です。
1つはスマートフォンの爆発的な普及。もう一つはQRコード決済の普及です。
これが低価値でのデジタル決済を実現している。
彼によると、より低い価値の支払いは顧客の間では明白な需要であり、デジタル決済の導入が大きな要因であると考えている。
また、多くの中央銀行が「国内リアルタイムインフラストラクチャー」を構築していることを認めている。
デジタル資産のアイディアが、この金融インフラストラクチャーの構築につながっていることを示唆し、この分野の開発が重要であることを付け加えた。
約3年前、イノベーションの多くは、フロントエンドの顧客が直面していた問題に直面していましたが、現在リップルが焦点をあてていクロスボーダーインフラストラクチャーレベルでますます多くのイノベーションが起きています。
このような考えのもと、リップルは最近、提携先のBank Santanderが、イギリスとポーランドの間に別の支払い経路を追加したことを発表した。
両国間でアップグレードが完了し、即時の口座振替が可能となった。
この発表はリップルの世界的な普及に向けた大きな一歩となるだろう。