米取引所ビットレックス、米国ユーザーを対象に32通貨を取引禁止に
米国の大手仮想通貨取引所であるBittrex(ビットレックス)は9日、同プラットフォーム上を使用する米国ユーザーを対象に、32の仮想通貨の取引を禁止することを発表した。
ビットレックスから公式発表された今回の内容では、米国を拠点とするユーザーのみが対象であり、米国以外のユーザーはこれまで通り、取引が可能だという。
また、米国ユーザーの32通貨の取引中止は「6月21日」に行われることが発表されており、対象ユーザーにはすでに、電子メールにてガイダンスが送信されているようである。
発表された32通貨は、以下のようになっている。
今回の32通貨の取引禁止についてビットレックスは、どのような理由が要因であるかを詳しく説明していないものの「他の業界参入者と同様に、私たちはイノベーションを促進する法律や規制を引き続き支持します。」と述べていることから、規制面での懸念から今回の決断になったことが考えられる。
また、32通貨の中には仮想通貨ファクトム(FCT)がリストされており、日本でも仮想通貨取引所コインチェックが取り扱っているなど、規制でも対応に慎重になる取引所が増えるきっかけになるかもしれない。