ビットコイン暴落|テザー (USDT)の裏付けされた資金の不正使用が発覚

ビットコイン暴落|テザー (USDT)の裏付けされた資金の不正使用が発覚

2019年1月26日、これまで好調を続けてきたビットコイン(BTC)が暴落。それに伴い仮想通貨全体は、約2%から5%の下落を記録した。

ビットコインの暴落の要因として、米ドルに裏付けられているステーブルコインのテザー(USDT)が、7億ドル(約784億円)の不正利用を行なったようだ

暴落のきっかけになった詳細については本日、ニューヨーク州のLetitia James司法長官が大手仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)やUSDTを発行するテザー社の親会社であるiFinex社および、それらに関する関連事業者を控訴する裁判所命令を取得したと発表した。

この発表では、取引所ビットフィネックスと、テザー社の親会社であるiFinex社が、USDTに裏付けられれている資金から7億ドル(約784億円)を不正利用し、顧客資金と企業資金を混在させているとしたものだ。

この不正利用の用途として、これまでの損失を隠蔽するために使用され、その用途として仮想通貨関連の事業において8億5100万ドル(約953億円)の損失およびハッキング、窃盗が大きな要因であるとLetitia James司法長官は発表している。

Letitia James司法長官は、今回の取引所ビットフィネックおよび、テザー社の問題について、次のように自身の考えを述べた。

「我々の調査では、テザーの管および、Bitfinexプラットフォームの運営者(同じCEO)は、混在した顧客と企業資金の8億5000万ドルの見かけ上の損失を隠蔽するために隠蔽を行っていると判断しました。ニューヨーク州は、法律に従って仮想通貨事業を運営することを義務付ける方法を先導してきました。そして、私たちは投資家のために立ち上がって、これらの会社のどれかに誤解されたり騙されたりしたときに彼らのために正義を求め続けます。」   

またこの裁判所命令を取得では、iFinexに対してUSDTの裏付けられている米ドルからビットフィネックスへの資金移動の詳細や、利益配当を一時的にストップさせるという。

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