大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)CEOであるCZが23日、仮想通貨プロジェクトTRON(TRX)の創設者ジャスティン・サンから、Binanceが立ち上げたチャリティープロジェクト「Blockchain Charity Foundation(BCF)」に対し3億の寄付を受けたことを自身のTwitterに投稿した。
Justin proactively approached us and made a very generous donation, $3m USD equivalent. Respect! https://t.co/NpsNXBQcr2
— CZ Binance (@cz_binance) October 23, 2018
ジャスティンは積極的に私達に接近し、3億円もの非常に寛大な寄付を行ってくれました。リスペクト!
TRONエコシステムの専用通貨TRXによって3億円相当の寄付が行われた。
BCFはブロクチェーン技術の採用を促進するために設立された非営利団体であり、寄付金はそのための支援に使用される。
しかし、TRON(TRX)に対して、「開発が進んでいない」「ホワイトペーパーが盗作である」という疑惑により一部ユーザーやメディアからはスキャム扱いされており、今回の寄付に関しても釣りか裏口取引ではないか?という疑問の声が上がっていました。
これに対しCZはTwitterで以下のように回答した。
There was no catch. Trx was already listed. I hadn't even talked to him for a while. He messaged me when he saw the @BinanceBCF news, and that was it.
— CZ Binance (@cz_binance) October 23, 2018
釣りではないよ。TRXは長いことバイナンスにリストされている。
私は長いこと彼と話していなかったけど、彼はBinanceBFCのニュースを見てメッセージをくれたよ。
度々、悪いニュースとして取り沙汰される仮想通貨市場は、慈善的な業界とは程遠いと思われているが、このチャリティーによって変わってくる可能性があると主張する人もいるだろう。