タイ警察、違法ビットコインマイニング施設9カ所を摘発

タイ警察が違法ビットコインマイニング施設9カ所を摘発

タイ当局は2024年11月13日(水曜日)、無許可のビットコイン(Bitcoin/BTC)マイニング施設計9カ所を摘発・閉鎖し、タイ南部スラタニ県の2人を逮捕した事がわかった。

容疑者は2人とも窃盗罪で起訴され、1,000万バーツ(約4,455万円)以上の電力を違法に消費した疑いがかけられている。これは、タイにおけるビットコインマイニングの規制されていない事業に対する不合理さを象徴している。

今回の捜査は、南部スラタニ県の廃虚だと思われていた住宅地に複数の監視カメラが設置されているのに気づいた地元男性を追って開始された事で発覚。メディアの報道で指摘されているように、現地捜査局は地方電力局とともに共同で現場を家宅捜査し、違法ビットコインマイニング場として使用されていたことを突き止めたという。捜査を指揮したタイ警察の広報担当者ポンサック・ミームシク(Pongsak Meemusik)氏は次のように述べている。

この作戦には、マイナーが大量の電気を盗めるように改造された電気メーターも含まれていた。


県内全域で大規模な鉱床地帯が特定

追加調査により、スラタニ県の他の8カ所でさらに8つのマイニングリグが稼働しているのが確認されている。

マイニングには大量の電力を消費する強力なコンピューターが使用されるため、これらの管理されていない施設は電力窃盗やその他のリスクに対する見方を引き起こしている。ビットコインマイナーは、製造業者として登録。タイで税金を納めることでのみ合法的に運営でき、ビットコインのマイナーはタイでは製造業者とみなされ、関連する税金を支払わなければならないが、違法マイニングはここ数年で急増。2024年2月の仮想通貨活動に対する最新の取り締まりに続いて、仮想通貨運営の優先国としてタイへの訴えが高まっている。

世界中でデジタル通貨の使用への関心が高まる中、タイ政府はこの新しい技術の成長と消費者の保護のバランスを取るために法的枠組みを整備し続けている。

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