Ripple最高技術責任者はFlareサポートアカウントの不正使用に警告

RippleのCTOがFlareサポートアカウントの不正使用に警告

Rippleのデビッド・シュワルツ(David Schwartz)CTO(最高技術責任者)は、皮肉とジョークを込め、Flareチームを標的とするなりすまし詐欺師の出現は、ネットワークにとって大きなマイルストーンであると述べている事が分かった。

TDE(Token Distribution Event=トークン配布イベント)に続き、Flareネットワークサポートチームを標的とするなりすまし詐欺師の出現に世間の注目を集めた。同CTOがトークン配布ポリシーについてFlareチームを非難した数時間後、気楽に行われた会話の中で警告が発せられ、冗談めかして次のように述べている。

日本語訳:
重要なマイルストーンを達成したばかりの Flare ネットワークにお祝いを申し上げます。

同CTOは、強調表示されたアカウントが初のサポートなりすまし詐欺師であると信じていたものの、別のユーザーは、過去に他にもたくさんの詐欺師がいたと指摘している。

日本語訳:
これは彼らの最初ではありません、デビッド..

一部のXRP支持者は、FLRトークンのエアドロップに関して、いくつかの詐欺アカウントから連絡を受けていることも明らかにしている。

同CTOは、エアドロップを受け取り、いくつかFLRトークンも購入したことを明らかにしているものの、プロジェクトに関与したくない一部の人々が、エアドロップされたトークンを不合理に売却していると指摘。この資産は、0.15ドル(約19円)のピークから70%以上下落し、現在0.04228ドル(約5.5円)で取引されている。

仮想通貨Twitterで横行する詐欺

ユーザーは、検証されているかどうかに関係なく、Twitterでサポートされているアカウントとやり取りする際には十分注意する必要がある。

2022年8月、偽名のweb3セキュリティアナリストである「Serpent」氏は、ハニーポットアカウント、ハッキングされた検証済みアカウント、Unicode文字など、詐欺師が仮想通貨Twitterで疑いを持たないユーザーを標的にする8つの異なる手段を強調。同年9月、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の共同創設者であるビル・マーカス(Bill Markus)氏は、大手仮想通貨取引所Binanceのジャオ・チャンポン(Zhao Changpeng)CEO(最高経営責任者)をターゲットにしたなりすまし詐欺の増加について、Twitter で仮想通貨コミュニティの不満を繰り返した。これらの詐欺やボットは、イーロン・マスク(Elon Musk)氏がTwitterを買収してから減少しているものの、完全に排除されたわけではなく、ユーザーは慎重に対処しなければならない。

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