チャールズ・ホスキンソンVSジャック・ドーシー勃発
元ツイッターCEOのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏の最新のツイートは、カルダノ(Cardano)の作成者であるチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏の意見に合わず、ドージ氏に対して反撃している事が分かった。
ホスキンソン氏は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)支持者を真っ向から狙っており、Merge(マージ)はすべてのPoS(Proof of Stake)ネットワークが存在する“時代”を開始すると述べており、次のようにツイートした。
Now begins the Era of everyone assuming that all Proof of Stake works like Ethereum's Proof of Stake. The maxis will attack Cardano for slashing and label all the ethereum problems as ours. Thanks Jack https://t.co/XpL4OynoeM
— Charles Hoskinson (@IOHK_Charles) September 15, 2022
すべてのPoSがイーサリアムのPoSのように機能すると誰もが想定する時代が始まります。マキシスはカルダノを攻撃し、すべてのイーサリアムの問題を私たちの問題として分類します。ありがとうジャック
PoSメカニズムを手荒なものなのか
ホスキンソン氏によると、待望のイーサリアム(Ethereum)Merge は、デジタル資産分野でこれまでに行われた中で最も難しいアップデートの1つだという。
同氏は、この成果をコミュニティに祝福したものの、イーサリアムのPoW(Proof of Work)からPoSへの移行は、ビットコインのマキシマリストがカルダノを攻撃するように促すと信じている。最新コメントは、ドーシー氏が引用した、スコット サリバン(Scott Sullivan)氏のブログへの返信で、サリバン氏は PoSメカニズムを“手荒なもの”と呼び、分散化、ネットワークセキュリティ、パーミッション(※1)、およびインセンティブ構造の点でPoWベースのシステムが前者よりも優れていると説明し続けている。
ビットコインなどで利用されている形態が自由参加型であるのに対し、パーミッション(Permissioned)型は許可型のブロックチェーン形態を言い、管理者に許可されたノードのみがネットワークに参加でき、取引承認を複数の限定的なノードが行う形態の事。
Mergeにより、イーサリアムがカルダノや、スマートコントラクトを使用するより効率的で価値のある暗号資産を作成しようとしている他の多くのライバルに近づいたことは注目に値する。イーサリアムのPoS実装には、「スラッシュ」または「悪者」にペナルティを課す方法があり、故意に不正行為を行ったバリデータは削減され、それぞれの32ETHステークの一部が削除される。スラッシュが繰り返されると、バリデータはネットワークから排出されるとのこと。