イーサリアム系ブロックチェーンゲームがピークから96%減
Terra破壊の影響はDeFi内で持続的な波及効果をもたらす可能性が浮上するなか、アクティブユーザーが大幅に減少し、多くの場合重要なオーディエンスの中で長寿の懸念を抱えているGameFi(※1)が残っていることが判明した。
GameとDeFiを掛け合わせたオンラインゲームのことを指す。
Arcane Researchの最新週次レポートで、2022年の最初の2四半期はブロックチェーンベースのゲームの急成長を遂げた2021年第4四半期に続くことが示されている。Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)、The Sandbox(サンドボックス)、Decentraland(ディセントラランド)などを含む上位のイーサリアム(Ethereum)ベースのブロックチェーンゲームのアクティブユーザーは、2021年11月のピークから約96%減少。
大きく減少した理由についてArcaneチームは、メタバースとNFTの勢いが鈍化したことで、減少に影響し、金銭的報酬の減少がアクティブユーザー減少にも大きく影響したとみている。
オーディエンス&マーケットからわかること
ゲームと仮想通貨分野では、まだ多くの機会があり、主要なスポーツ組織であるNRGEsportsによる小規模調査研究の展望を示している。
主なポイントに同社が挙げているのが、ラグプル、シリング、その他一般的に否定的行動により、ゲーマーはNFTを試すことができなくなったと考えている。積極的なガス料金にもかかわらず、イーサリアムをマーケットリーダーと見なしている広範なNFTエコシステムは、スムーズなオンボーディングプロセスに関してもまだ長い道のりがある。ただし、NRGが調査したゲーマーの大多数は、プレイ・トゥ・アーニングがゲーム環境全体にプラスの影響を与えると考えていたという、同社とは違った調査結果が判明している。
主要なP2E競合他社が、従来のパブリッシャーや開発者を脅かす市場に出回るまでは、ゆっくりと燃える可能性があり、ビデオゲームの構築には、長い時間が必要である。すべての「xyz-to-earn」モデルが存続するわけではないものの、短期的にはP2Eについて楽観的であり続ける理由は多くある。現在市場に出回っているいくつかのゲーム内報酬の固有の結びつきは、ブロックチェーンベースのゲームの出現が積極的なカテゴリーである主な理由だ。ただし、数年以内にP2Eで「論理的」と判断される可能性のあるもののいくつかは、まだ発見されていない可能性がある。