TwitterがNFTプロフィール写真機能を提供開始へ

TwitterNFTプロフィール写真機能を追加予定

ソーシャルメディア大手Twitterは、Twitter Blueサブスクライバー向けに、待望のNFTプロフィール写真機能の追加予定を発表したことが分かった。

日本語訳:
あなたは(たくさん)尋ねたので、私たちはそれを作りました。現在ラボで展開中:iOSでのNFTプロフィール写真

NFTプロフィール写真機能により、ユーザーはNFTコレクションをTwitterプロファイルにリンクし、信頼性の証明として六角形のNFTプロファイル画像を利用できるとのこと。Twitter Blueとは、Twitterが提供するオプトイン方式の月額有料制サブスクリプションで、このサブスクリプションでしかアクセスできないプレミアム機能を提供し、Twitterをカスタマイズして利用できるようになっている。現在のところこの機能は、イーサリアム(Ethereum)NFTのみをサポートしており、iOSユーザーのみが使用できるが、六角形のNFTプロファイル画像は、すべてのプラットフォームでそのまま表示されるとのこと。

Twitter Blueの公式アカウントは、実機能デモンストレーションを紹介し、NFTプロフィール写真を設定する方法の簡単なウォークスルーも提供している。さらにTwitterBlueの公式声明によると、現在、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでTwitterBlueをリリースしており、今後、より多くの国で利用できるようになる予定という。また、このサービスはTwitterBlueサブスクライバーのみが利用でき、NFTファンや愛好家に、すべてNFTと名前でTwitterBlueサブスクリプションをアピールできるようになるとのこと。

ブロックチェーンをビジネスモデルに取り込むTwitter社

今回の発表は、ブロックチェーンテクノロジーをビジネスモデルに組み込むというTwitterのより広範な戦略の一部であり、2021年11月にTwitterは、Web3アプリケーションの統合に焦点を当てた暗号チームを結成している。

実際、Twitter上には、1億8,600万人を超えるユーザーがいるため、Twitterのようなプラットフォームが仮想通貨にもたらす大規模な影響は計り知れないと考えられている。その一方で、2021年11月の初めにパラグ・アグラワル(Parag Agrawal)氏が、ビットコインの支持者であるジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏に代わってTwitterの新しいCEOに就任したことでTwitterでの技術面に大きな注目が集まっていた。アグラワル氏はもともとTwitterのCTO(最高技術責任者)であり、Twitterが仮想通貨市場に対して前向きな立場を継続するだろうとの憶測もあり、プロフィール写真としてNFTを許可するという今回の発表は、NFTと仮想通貨史上における新しい経営陣の意図を明確に示していると考えられる。

1月21日付当NEXTMONEYの特集記事「MetaがFacebookとInstagramでNFT取引の準備か」で報じているように、MetaがFacebookとInstagramのプロフィールで、NFTを表示できるサービスを提供するべく、現在、ユーザーが収集可能なトークンを作成、紹介、販売できるようにす計画を模索している事を報じたばかりであり、今、SNS界でNFに注目が集まっているのは間違いなさそうである。

MetaがFacebookとInstagramでNFT取引の準備か

2022.01.21