リップル社と米取引所コインベースに、パートナーシップ締結の噂|XRP価格上昇の要因か
2019年、安定的な価格上昇に苦しんでいた仮想通貨XRPが息を吹き返し始めている。執筆時点の仮想通貨XRPの価格は「34.5円」まで急激に上昇。24時間で30%近い上昇率を記録している。今回の様な急激な上昇を記録したのは、2019年6月20日の3ヶ月ぶりの上昇となる。
そして今回の一連の上昇について様々な見解が明らかにされているが、価格に最も影響した要因として米国最大の仮想通貨取引所であるCoinbaseとRipple社の「パートナーシップの締結」の噂である。
取引所CoinbaseとRipple社については、直接的な関係はないものの、仮想通貨XRPが機関投資家向けの仮想通貨取引所Coinbasev Proおよび、一般投資家が使用する仮想通貨取引所Coinbaseへ上場している。
RIpple社の役員がコインベースについて言及
そして今回、現時点で噂の段階ではあるが、パリで開催されたがOECD会議のクリップビデオを、Twitterユーザー(@XrpCenter)が投稿。その内容では、Ripple社のグローバル機関市場担当副社長であるBreanne Madigan氏が、Ripple社の決済サービス「xRapid」が、「どのように機能するか」を例に示す際に、コインベースを例として言及したのだ。
xRapid scouts — I summon you.
Breanne Madigan drops some crumbs at minute 9:37; it seems like Coinbase is an xRapid exchange and it’s currently originating MoneyGram flows into Mexico. Should be interesting to track.@tenitoshi@hmatejx@hallwaymonitor2https://t.co/CFV5uFe1pE
— XRP Research Center (@XrpCenter) September 15, 2019
Breanne Madigan氏がOECD会議で話した内容は、以下の通りである。
「私たち(Ripple社)はこれまでの提携を活用し、最初の取引所と呼ばれる取引所の1つの送ります。その一つとしてコインベースが例として考えられる。仮想通貨XRPを使用してCoinbaseがメキシコに資金を配線し、MoneyGramがxRapidテクノロジーの恩恵を受ける。」
MoneyGramとのパートナーシップの締結
Ripple社は今年6月、世界最大級の国際送金ネットワークのサービスを提供し、送信企業であるMoneyGram(マネーグラム)と「戦略的パートナーシップの締結」を発表。
パートナーシップの締結では、「2年間」の初期期間を持つ提携を通じて、リップルはMoneyGramのクロスボーダー決済とデジタル資産を使用した外国為替決済の主要パートナーとなることが決定している。