73才のシニア投資アナリストMarcFaber氏、初めてビットコインを購入したことを明らかに
スイス連邦チューリッヒ出身のベテラン投資アナリスト兼アドバイザーであり、Marc Faber Limitedの創設者、CEOのMarc Faber氏は、2月下旬にビットコイン(BTC)を購入したことを8日、ドイツの金融サイトCashのインタビューにて明らかにした。
73才のベテランアナリストであるMarc Faber氏は、これまで株式市場のアナリストとして多くの投資戦略家として知られており、2007年には最大の資産バブルおよび米国の経済成長に対して指摘を行い、世界的な株式市場の暴落を予言してきた。
同氏は今回購入したビットコインは自身として初の試みであることを明かし、次のように株式市場の回復はもうすぐ終わることを予測していることからビットコインを購入したようだ。
「2018年12月26日以降の株式市場の回復局面は印象的です。しかし、これが続くかどうか。私はそうは思わない。」
またビットコインをはじめとする仮想通貨市場への参入について、仮想通貨は金やコモディティなどと比較されることが多く、これまでもビットコインやその技術に対して大きな興味を持っていたようである。
さらには、ビットコインの購入については投資的な観点のみでなく「ビットコインが送金の標準になることは確実ではありませんが、可能性があります。」と発言、ブロックチェーン技術やビットコインの非中央集権的な期待感からの発言と捉えている。