世界1とも名高い仮想通貨取引所Bainance(バイナンス)は8日、同取引所の公式サイトにて高度なグレードの研究報告を行うため分析部門である「Binance Research(バイナンスリサーチ)」を立ち上げたことが明らかとなった。
Want to learn more about @loomnetwork $LOOM? #BinanceResearch has just released our comprehensive research report here: https://t.co/0XTHs63C1v pic.twitter.com/AM2NtpxHMi
— Binance Research (@BinanceResearch) November 9, 2018
Binance Research(バイナンスリサーチ)の主な立ち上げ理由として、Binanceエコシステムの構築や、自身のプラットフォームでの質の向上と、透明性の向上を目的とした機関レベルの研究レポートの作成を目的としている。
同部門では既に、詳細な調査レポートを2つアップしており、今後は数週間に渡って定期的にリリースを予定している。
- GOCHAIN(GO):https://info.binance.com/research/GO-2018-11-8.html
- LOOM NETWORK(LOOM):https://info.binance.com/research/LOOM-2018-11-8.html
これらのレポートがアップされてから2つの仮想通貨の価格には、少なからず価格に影響を与えている。特に仮想通貨GOCHAIN(GO)の価格は、ビットコインをはじめとする仮想通貨全体が下落しているなか、アップされた8日時点の0.062ドルから20%上昇し、0.075ドルの価格をつけいている。
バイナンスの戦略は?
バイナンスは様々な戦略を打ち出している。最近だとバイナンスは10月末、ウガンダに取引所を開設し、1週間で4万人のユーザーを集めている。さらに、今年5月にはバミューダ政府と新たな契約を結び、同国にてGlobal Compliance Centre (グローバル・コンプライアンス・センター)」を設立すると発表している。
今回、バイナンスがアップしたレポートは、「イベント」「取引データ」「トークンの詳細」など細かく記載されており、取引所が運営するレポートには大きなビジネス要素も含まれる可能性もある。