コインチェック、3年ぶりにテレビCM放映

コインチェック、3年ぶりにテレビCM放映

コインチェック株式会社が東京、大阪、愛知など26都府県で、3年ぶりとなる仮想通貨のCMの放映を開始した。今回放映されるCMは2種類あり、宇宙ロケットの発射シーンを使ったロケット編と、メッセージだけを発信するタイトル編の二つである。

CMの放映エリアについては、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木、大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀、愛知、岐阜、三重、福岡、佐賀、静岡、富山、石川、広島、愛媛、熊本、宮崎、沖縄で放映される。

3年ぶりのCM再放映

コインチェックのテレビCMの放映は、2018年1月以来の再放映であり、CM放映の理由についてコインチェックは、ビットコインが市場最高値を更新した2020年に引き続き、仮想通貨が盛り上がりを見せているため、多くのユーザーに仮想通貨を体験してもらうことが狙いのようだ。

また、Coincheckは2020年12月時点で、取扱い仮想通貨数No.1を誇っており、取引所ユーザー数も225万以上と大きな成長を見せている。仮想通貨取引所のCMは、2017年の仮想通貨ブームの際にbitFlyerが先駆けて放映していたが、2018年1月にコインチェック仮想通貨NEMの流失事件が起こったことで、全ての仮想通貨CMが中止されることとなった。

最近の仮想通貨取引所のCMについては、仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)が昨年5月に、乃木坂46の齋藤飛鳥さんを用いた仮想通貨CMを放映しており、コインチェックはこれに続く形になった。以前の仮想通貨CMが2017年のバブルだったように、仮想通貨取引所のCM再開は、市場が活性化し、一種のバブル状態になっていることを示唆していると言えるだろう。