株式会社SIGOOTとNONENTROPYが経営統合

株式会社SIGOOTとNONENTROPYが経営統合

Filecoin / IPFS 用ストレージのレンタルサービス「Filecoin Miner」を提供している株式会社SIGOOT(本社:東京都千代田区、代表取締役 西村拓生、以下「SIGOOT」)は、パートナー企業であるFilecoin/IPFS技術会社 逆摘科技有限公司(本社:中華人民共和国深セン、以下「NONENTROPY」)とグローバル展開を視野に経営統合することを発表いたします。

現在、当社とNONENTROPYは、毛球科技有限公司(本社:中華人民共和国四川省、以下TOMORROW)の協力の下、マイニングのための最も適したデータセンターと契約締結を完了しており、万全の体制でFilecoin Mainnetのローンチへの最高の準備を終えています。
これまではNONENTROPYが技術、SIGOOTがマーケティングを担当するという体制で進めてまいりましたが、今後のFilecoin / IPFSの発展と世界規模での展開を見据え、技術とマーケティングの統合を深め、経営判断の効率化を図ることを目的に、両社の経営を統合し一元化と資源の集約を図ることといたします。また、同時にグローバルにFilecoin マイニング拠点をグローバルに分散し、IPFSのデータセンターとして展開する準備が整のいました。
その理由を以下にご説明いたします。

1. 経営の一元化と資源の集約

これまで、NONENTROPYが基礎技術の研究開発、IPFS技術の実用化、Filecoinのマイニング技術の開発、サービスシステムの構築を行い、SIGOOTが販売やブランディングなどのマーケティング業務を担当してまいりました。
その役割分担により、NONENTROPYは技術に注力し、分散型ストレージの多くの技術的な問題を解決し、長期的な実践の中で、ビジネスシナリオと顧客のニーズに応じて、IPFSの幅広い綿密な技術転換を行うことができ、多くの業界でのIPFSの適用性を大幅に向上させることができました。
しかし、Filecoin Mainnetがローンチすると、より多くの人々にサービスを提供し、より大きな社会的責任を担う必要が出てきます。
技術導入のスピードとサービス品質を素早く高めるために、技術とマーケティングの統合を深め、経営判断の効率化を図る方向で、SIGOOTとNONENTOROPYを経営統合することにしました。

2. IPFS・Filecoinネットワークを活用したデータセンターおよびFilecoinマイニング拠点のグローバル化

現在、Filecoin Networkのマイニングプールは主に中国に集中しています。 データをより安全で信頼性の高いものにし、データの保存・転送コストを下げ、世界中の人々がより便利に利用できるようにする新世代の情報ネットワークです。
全人類のためのこのビジョンを実現するためには、データを論理的に分散させるだけでは十分ではなく、物理的なレベルでも分散させる必要があります。これは私達の哲学であり、Filecoin / IPFS の開発元であるProtocol Labsの哲学でもあります。
そのために、Filecoinのマイニング拠点の分散化の第一歩となる日本国内での建設準備が完了しました。 また、インドネシアなど各国のマイニング拠点の建設準備も順調に進んでいます。
世界各国でのFilecoinマイニング拠点を設置することで、初めてFilecoinネットワーク全体のインフラがより安定的に動作し、マイニング事業の安全性と効率性が大幅に向上することになります。

3. IPFSエコサービスの充実

FilecoinはIPFSエコロジーのインセンティブ層であり、Filecoinの価値を高めるという観点からも、IPFSの応用範囲を広げるという観点からも、豊富な分散型ストレージの応用が求められています。 これまでの研究と実践に基づいて、NONENTROPYでは数十種類の分散ストレージアプリケーションのプロトタイプを開発してきました。
そのうちスマート農業データ、政府データ、モバイルショートビデオ放送プラットフォーム、ストリーミングメディアプラットフォーム、オンライン教育、ブロックチェーンデータ検索システム、toC向けのファイルデータ管理などの8種のアプリケーションは、すでに政府、企業、大学などの様々な分野で利用されています。
Filecoin Mainnetの稼働とともに、これらのアプリケーションがFilecoinのエコロジーの重要なサポートになります。
次の段階では、分散型ストレージのエコロジー全体をより大規模にレイアウトし、よりリッチなアプリケーションを立ち上げ、より多くのユーザーにIPFS/Filecoinネットワークの技術・サービスを楽しんでいただけるようにしていきます。

なお、経営体制の刷新に合わせ、これまでTOMORROWの共同創業者兼COOであり、NONENTROPYのCOOを兼任しておりました翁梓耀が、TOMORROWのCOOを退任し、NONENTROPYの経営に専念することとなりましたことを合わせてお伝えいたします。

具体的な経営統合のスキームおよび日本でのFilecoin / IPFSデータセンターの開設につきましては、詳細が決定次第、改めて発表させていただきます。

Filecoinとは

Filecoinとは、米国シリコンバレーのProtocol Labs社が開発中の分散型ストレージのネットワークであり、誰もがPCやスマートフォンのストレージの空き領域をネットワークに提供することで巨大なクラウドを形成し、安全にデータを分散して保管することができるネットワークです。参加者は、ストレージをネットワークに提供することで報酬としてFilecoinを受け取ることができます。
Filecoinのメインネットのローンチは今年の秋に予定されています。現在はテストネットがオープンしており、各参加者によってネットワークの検証が行われています。近日中にテストネットの最終段階であるインセンティブネット(Space Race)のスタートが予定されており、当社パートナー企業であるNONENTROPY社がここに参加いたします。

NONENTROPYとは

NONENTROPYは、2017年から一貫してFilecoin / IPFS の研究開発を進めてきた技術会社です。Filecoinのテストネットにも初期段階から参加しており圧倒的な効率性を実現しています。テストネットへの参加を通じて改善点を見つけ、Protocol Labsにも技術提供や提言を行ってきたこの分野におけるリーディングカンパニーです。

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