インターネットブラウザOperaがCryptoKitties送信などのウォレット拡張機能を発表

インターネットブラウザOperaが分散型アプリケーションDAppsゲームなどで得られる仮想通貨グッズをウォレットから直接送信できるようにすると7日、自社のブログで発表した。

Operaは今年7月にブラウザとしては初めてとなる仮想通貨ウォレット機能の内蔵を発表した。今回の発表は、ウォレット機能の更なる拡張要素となる。

ブログでは具体的に2つの拡張要素について触れている。1つ目が仮想通貨グッズの送信、2つ目がトランザクション完了通知機能となる。

仮想通貨グッズとはCryptoKittiesに代表されるブロックチェーンを使ったDAppsゲームで得られるグッズを意味している。これらのグッズは収集するだけではなく他人と取引したり、場合によっては自分で増やすことも可能である。

例えばCryptoKittiesではブロックチェーン上で猫を育てることができる。この猫をイーサリアムを使って他人と取引したり、雄と雌を交配させて子供を生ませて増やしたりすることが可能となっている。これらの取引や交配記録がブロックチェーン上に記録されることになる。

第2機能であるトランザクション完了通知機能は、従来では進行状況を確認できなかった送金、入金、仮想通貨による決済といったトランザクションの進行状況あるいはトランザクションの完了を教えてくれる機能となる。