イーサリアムの共同設立者「ジョゼフ・ルービン」氏はビットコインの価格操作の論争となっているテザー(USDT)に肯定的

仮想通貨投資家の中でも論争となっているのが、ステーブルコイン(変動がなく安定した価値を持つように設計されたコイン)である「Tether(USDT)」を発行しているTether社についての問題であるが、Ethereumの共同設立者であるJoseph Lubin(ジョゼフ・ルービン)氏は、Tether社の主張を信用しているとYahoo Financeの動画で述べた。

Tether社は、1ドルとほぼ同じ価格で取引がされている仮想通貨「USDT」を発行を行っており、論争となっているのが、Tetherを扱える取引所の内の1つであるアメリカの仮想通貨取引所「Bitfinex」でTetherを原価0で手に入れていたという疑惑が浮上し、これが本当であればテザーを大量に発行し、仮想通貨の市場操作を行える可能性がある。

しかし、ジョゼフ・ルービン氏はTether社の発行しているTetherはドルを裏付けされているとし、Tether社の主張を信頼していると述べている。

この問題の主張は、様々な憶測があり、今年の初めに発表されたテキサス大学の研究者達の研究によると、Tether社がトークンを利用しビットコインの価格とテザー発行との関係が密接に関わっているのではないかと述べている。