仮想通貨取引規制を求めるインド準備銀行、仮想通貨やブロックチェーンの調査チーム設立

現在、仮想通貨の取り扱いに対する規制を強めているインドにおいて、RBI(インド準備銀行)が仮想通貨や、ブロックチェーン、人工知能といった新技術の研究や規則化するための専属チームを設立したとアメリカの仮想通貨メディアCCNが報じた。

仮想通貨のリスクの高さから、RBIは2018年4月から銀行を含めた金融機関に対して仮想通貨の取り扱いを禁止する命令を発表した。この禁止令は7月5日から施行されている。

更に2018年7月には、国際的な資金の流れへの懸念から最高裁に対しても仮想通貨の規制を求めた。最高裁は最終審問を7月20日に下す予定だったが、9月11日に延期することを発表している。

一方でRBIからの仮想通貨取り扱い禁止令を無視、あるいは回避する方法を模索している取引所や投資家も存在している。インドの仮想通貨取引所Wazirx(ワジールX)は、P2P仮想通貨取引サービスの開始を発表した。

https://twitter.com/WazirXIndia/status/1012018780103471115

またRBIは、国内複数の商業銀行のアプリケーションを使用可能かつ、サポートするための独自のブロックチェーンプラットフォームの開発にも着手している。これらのブロックチェーンを導入する銀行、金融機関、レジストリサービスは既に決定している。