ゴールドマンサックスとJPモルガン、ブロックチェーン企業に約36億円の出資

世界的な経済紙「フォーブス」は14日、ニューヨークに本社を置く金融グループである「ゴールドマンサックス」や持株会社である「JPモルガン」は、グローバルな金融機関に向けてブロックチェーン技術を使用したシステムを提供する「Axoni」へ約35億6000万円の出資をしたと報道した。

ゴールドマンサックスは「株式」「債券」「通貨」「不動産取引の仲介」を行っている会社であり、「貸付」「保険」金融機関によって提供される、富裕層を対象に総合的な資産管理を行う金融サービスである「プライベート・バンキング」業務を行っている。

JPモルガンは、子会社として商業銀行である「JPモルガン・チェース銀行」や、投資銀行であるJPモルガンを所有しており、アメリカも含む投資銀行業務を行っている会社である。

今回はゴールドマンサックスやJPモルガンの他にも、「Nycaパートナーズ」「ウェルズ・ファーゴ」「シティーグループ」「アンドレセン・フォロウィッツ」なども出資しており、Axoni社は合計5500万ドル(約60億5,000万円)を調達している。

Axoni共同創業者兼CEOグレッグ・シュベイ氏は以下のように述べている。

今回の資金調達は、戦略的かつ商業的なものだ。プロジェクトを製品に買えるのが目的だ。

運営の見解

運営の堀口
ゴールドマンサックス、JPモルガンは仮想通貨へ懐疑的な意見が多いものの、ブロックチェーン企業への出資を積極的に行っています。
急速に拡大してきたFinTech市場の中でもブロックチェーンへの関心は高まり続けており、今後も成長していく分野であることは疑う余地がありません。