セキュリティトークン市場に注目、ドイツの資金調達プラットフォームと仮想通貨取引所ビットベイが提携

ブロックチェーン技術を利用した資金調達プラットフォームである「Neufund(ニューファンド)」は、ポーランドで最も大きい仮想通貨取引所「BitBay(ビットベイ)」と提携したことを発表した。

これによりBitBayで法定通貨(法で定められた通貨)で株式(エクイティ)トークンが売買可能とすると報道されている。

仮想通貨で資金調達である「ICO(イニシャルコインオファリング)」で発行されるトークンは他にも、トークン発行元の企業サービスを利用する際にトークンを利用、あるいは保持することで利益が生まれる「ユーティリティートークン」、利益配当などがある「アセットトークン」、世の中で日々「通貨」として使用される「マネタリートークン」、証券の価値としてトークン化される「セキュリティトークン」などがある。

4日には、ドイツ第2位の証券取引所である「シュツットガルト」取引所がICO向けのプラットフォームと仮想通貨の多国間の取引所の開発計画をすると発表している。当取引所の目的はICOプラットフォームと仮想通貨の多国間取引所を並行して開発することで発行・流通に焦点を当てている。

運営の見解

運営の椎木

セキュリティトークンを使用したICOや取り扱える取引所は今後増えてきそうです。ちょうどANIPAYもセキュリティトークンを使用したICOのプラットフォームを出すというニュースも出てきました。明確なルールを決めて、また暗号通貨に新たな風が吹くといいと思っています。

四半期ごとに新しいアイデアや大きな動きが出てきますが、私達の文明の発展がより高度になればなるほど、暗号通貨の使い方にも種類は出てきそうです。基本的な金融の考え方を応用しているだけにすぎませんが、ここに暗号通貨特有の技術が重なってくるので、少し変化は出てくると思います。

投資する際には、まだ未発達の市場と技術なのでくれぐれも気を付けましょう。