最近のビットコインの乱高下をどうみるか

原因はビットコインというより、イーサリアムだろう。

仮想通貨で資金を調達するICOの隆盛でイーサリアムは30~40倍に値上がりした。そこからあふれ出たお金がビットコインに回り、仮想通貨全体が投機的に買われた。

この数か月でビットコイン1強の状況が変わり、時価総額が去年に比べ約8倍の8兆円を超えた。仮想通貨は買った値段より高く売れるだろうという期待だけに基づいて値段が成立している。典型的なバブル商品だ。

 

いずれはバブルがはじけるだろうか?

おおきな価値を持つ商品を取引する市場の要件を備えないまま取引だけが発達し、バランスを欠いている。中核技術であるブロックチェーンはインターネット以来の発明で技術革新の契機になった。

だが常に技術は新しい仕様に変化していく。中期的にはビットコインがそのまま価値を保ちつ続けるとは考えられないだろう。

 

今回の分裂騒動では管理者不在の問題点が浮き彫りになった。

発行者も管理者もいないというのは仮想通貨のキャッチフレーズだ。実際はビットコインも世界で数十人の『コア』と呼ばれる人がいて、強い影響力を持ち取引を承認するマイナー(発掘者)は中国勢が占めている。

彼らの信用や行動に支えられているが、中央銀行や株式会社のほうが、ガバナンスの構築は透明だろう。

 

ビットコインの登場でみんな、これからはネットですべての事業を完結する時代になったと気づいた。従来の専用ネットワークを使う銀行や証券決済などのシステムに置き換えられる。

中央銀行が負債として発行する神の銀行券もデジタル通貨を発行すればいいのではないかと各国の中央銀行は検討をしている。

 

この時代に生きているなら流れに乗れないと損ではないだろうか。

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