JPモルガン「クォーラム・ブロックチェーン・プラットフォーム」のテストを実施

JPモルガン「クォーラム・ブロックチェーン・プラットフォーム」のテストを実施

JPモルガン・チェースやカナダ・ナショナル銀行などは、金融商品をより効率的に発行できるようになるコンテンツである「クォーラム・ブロックチェーン・プラットフォーム」のテストを実施しました。

今回のテストは18日に実施され、ゴールドマンサックスや製薬会社のファイザー、レッグ・メイソン傘下のウエスタン・アセットなども参加しています。

Quorumは、JPモルガンが開発を進めてきたプラットフォームで、イーサリアムブロックチェーン上で稼働する社内用イーサリアムとして誕生しました。

このプラットフォームはEthLabというイーサリアムスタートアップ企業とのパートナーシップによって開発され、製薬会社のファイザーやジェネンテック、そしてマイクロソフト・アジュールなどが使っています。

Quorumは、中央管理者が存在しないパブリックチェーンや、複数の管理主体が共同で運営するコンソーシアムチェーンとは異なり、単体の組織内で管理されるプライベートチェーンでプライバシーに焦点を当てたパブリックチェーンZcashの開発会社が、ゼロ知識セキュリティレイヤー(ZSL)をQuorumブロックチェーンに統合したことを発表しています。

JPモルガン・チェースは、競争相手であってもパートナーとして参加してもらうため、Quorumの独立会社化を検討しています。

一方、独立会社にすればより多くの提携に繋がる可能性があるが、Quorumがよりよく機能するようになるかは結論がまだ出ていないそうです。

運営の見解

運営の堀口
2017年、JPモルガンはCEO ダイモン氏の「ビットコインは詐欺だ。もし、投資している社員がいるなら即クビにする。」という発言で話題になりました。

しかし、仮想通貨への投資及びブロックチェーン技術の開発は水面下で進められており、EthreumやZ-cashの匿名技術であるゼロ知識証明などを取り入れたりと活発なパラダイムシフトが起こっています。

金融の世界で名のある企業はメディアをも操作し、仮想通貨の価格操縦をしていることは明らか、FUDに惑わされぬよう真実を見極める力が更に要求されます。

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