ICO資金調達で232万ドル集めた「Tezos(テゾス)」創業者に2万ドルの罰金

ICO資金調達で232万ドル集めた「Tezos(テゾス)」創業者に2万ドルの罰金

米国規制当局は、2017年に資金調達を始め、当時の最大級の資金調達となった「Tezos(テゾス)」。その共同設立者であるアーサー・ブレイトマン氏に対し、2万ドル(約220万円)の罰金を課し、2020年まで世界中のブローカーと接触することを禁止しました。

今回の罰則に関してアーサー・ブレイトマン氏と、ウォール街の自主規制団体であるFINRA(金融取引規制機構)の間に交わされた合意によるとブレイトマン氏はモルガン・スタンレーで働いていたが、その「範囲外のビジネス活動」を開示していなかったため、罰則が科されました。

Tezos(テゾス)はICOでの資金調達は2017年7月頃に行われ、資金調達した金額は、232万ドルというICOでも最大級の通貨として世間に認知されました。

プロジェクト内容は「自動プログラムで進化をする非中央集権管理のブロックチェーン」を目標にICOで資金調達を開始し、今までに無い技術や発想として大きな注目を集めていました。

Tezosに資金を投資した投資家はいまだにTEZトークンを受け取っておらずブレイトマン氏とその妻である共同創業者のキャサリン氏は複数の訴訟を起こされています。

運営の見解

運営の堀口
2017年7月にICOが実施されたTezosは当時過去最大の約262億円を調達し、大きな話題となりました。

しかし、投資家には未だにトークンが配布されておらず、ロードマップも遅延し続けているのが現状です。

SECを中心とした米規制当局の取り締まりの動きはICOの現状の課題及び、仮想通貨市場全体の健全化に繋がる為、今後のICOプロジェクトの向上にも起因していくでしょう。

詐欺は撲滅すべきです。 

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