Bitfinex(ビットフィネックス)|2016年にハッキングされたビットコインが戻ってきた

Bitfinex(ビットフィネックス)|2016年にハッキングされたビットコインが戻ってきた

仮想通貨市場で発生するハッキング事件は、ハッカーによって盗まれた資産および仮想通貨を追跡することが困難であり、資金を取り戻すことが難しいのが現状である。

しかし今回、2016年にビットコイン(BTC)をハッキングされた仮想通貨取取引所Bitfinex(ビットフィネックス)へと、一部ではあるが「27.66270285BTC」が返還されたことが明らかとなった

ビットコインが変換された経緯として米国政府との協力によりハッキングされたBTCを回収したとされているが、どのようにして回収・調査されたのかは明らかとなっていない。

取引所ビットフィネックスのハッキング事件とは

同取引所ビットフィネックスのハッキング事件は2016年8月、何者かによって取引所が不正アクセスされ「119,765BTC」のビットコインがハッキングされた。

その後、ビットフィネックスはCEOであるGiancarlo Devasini氏の発表によって独自トークンである「BFX」を発行。1BFXを1USDに設定し、BFXを毎月、取引所利益から買い戻すという形でユーザーおよび投資家に補償した。

2017年、BFXトークンの買い戻しが完了したとして、BFXトークンを上場廃止および全てを破棄したことを発表。さらにBFXトークンはビットフィネックスの親会社であるiFinexの株式への変換も可能であったため、その株式の保有者に対してRRT(Recovery Right Token/リカバリートークン)と呼ばれるトークンを発行している。

そして、今回の米国政府との協力よって回収された27.66270285BTCはすでに、取引所ビットフィネックスが保有しており、今後、USDに変換され、RRT(Recovery Right Token)保有者に支払われるようだ。

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