仮想通貨でよく聞くアフィリエイトとは?

仮想通貨でよく聞くアフィリエイトとは?

アフィリエイトとは、個人が広告をウェブ上に掲載してそこからの商品の購入やサイトの登録をしてもらった対価として報酬を受け取る仕組みです。いわゆる紹介料のことを指します。企業が個人に対してマーケティングを行ってもらい、その成果に対して報酬が支払われます。

仮想通貨でのアフィリエイトの場合、主に取引所の登録と取引に対する報酬を仮想通貨で受け取ることが出来ます。

自分の紹介URLから登録したユーザーが取引した取引手数料の数%が入ってくる仕組みがほとんどであり、主に取引所トークンで支払われます。

仮想通貨でのアフィリエイトのメリット

・まずは初期費用が掛かりません。自分は取引所などにアカウントを持つだけで資金を入れる必要がないためノーコストで始められる

・複数の取引所にアカウントを持ち、同時進行で複数のところからの報酬を受け取ることができる

・ほぼ自動化で行われるため、時間が取られない

・在庫を抱えるリスクがない

仮想通貨でのアフィリエイトのデメリット

・完全な歩合になるため、成果が出なければ報酬も出ない

・成果が出るのに時間がかかり、ウェブに自分のサイトなどを持っていない人には、始めるのに敷居が高い

・いきなり広告単価が下がる可能性がある

取引所によって異なるアフィリエイト報酬

Binance

国内の取引所は「登録1件で〇〇円」「〇〇円の入金で〇〇円」といった報酬設定がされています。

しかし、バイナンスでは紹介したユーザーが取引をする手数料のうち20%を報酬として得ることが可能です。

以前までは50%の報酬だったので、30%も下落してしまいました。しかし、アフィリエイトをするユーザーが500BNBを所有していると、報酬は40%に増加します。報酬についてはBNB(バイナンスコイン)で支払われます。

バイナンスでアフィリエイトを行っている人の中には、アフィリエイトで月に100BTC以上稼いでいるアフィリエイターも存在し、本気で行えばかなりの収入を得ることも可能です。

Huobi

Huobiのアフィリエイトは紹介者の取引手数料の30%です。こちらがHT(フォビトークン)で支払われます。

このように海外取引所ではFX会社のIB報酬のように取引手数料の数%といった形で報酬が支払われることがほとんどです。このような仕組みを採用している理由としては、取引所にリスクがないからだと言えます。取引手数料に応じて、いわゆる取引量に応じての報酬なので、取引量の少ない月はおのずとユーザーに支払うアフィリエイト報酬も少なくなります。

日本の取引所の場合は、登録するだけで報酬がもらえます。なので、敷居が低くアフィリエイターとしてはやりやすいですが、取引所としてはリスクがあるので利害が完全に一致しているとは言えません。

まとめ

仮想通貨市場がまだ成熟していないため、競合も少なく入りやすい状況になっています。しかし、美容や健康系の商品と違い、ユーザー登録をする難易度は高く、個人でアフィリエイトをしてもなかなか利益が出ないのも現状です。急に報酬額の変更があったり、ビットコインの急落により報酬が半減するなど、デメリットもかなりあります。

しかし、これからさらに購入者が増える可能性があります。まだまだ未成熟であり未開拓であり、今後さらに仮想通貨への認知度が高まる可能性があります。その時に自分のサイトから仮想通貨取引所に登録した場合、多くの収入が期待できます。このように未開拓な市場のため、仮想通貨アフィリエイトをする価値はあると言えます。