2018年、ビットコインは90回死亡した|仮想通貨のこれまでと今後の予想とは?

2018年、ビットコインは90回死亡した|仮想通貨のこれまでと今後の予想とは?

ビットコイン(BTC)は2017年の急激な成長を迎えた後、2018年は新たな成長に向けた「準備の年」となった。

ビットコインが大幅な下落を引き起こし「ビットコインが死亡した」際に記事投稿を行うサイト99 Bitcoinsによると、2018年はビットコインは「約90回死亡した」ようだ。

しかしCCN.comの記事によると、2017年のビットコインが死亡した回数をカウントすると2018年を下回る「約125回」とカウントされていた。このように、ビットコインの価格については2019年、急激な上昇を予想する者からビットコインの価値そのものがゼロになると予想する者まで、様々な予想や市場分析が繰り広げられている。

ビットコイン肯定派

ビットコイン(BTC)に対して肯定的な考えや発言をしている人物として「Fundstratの創設者であるトム・リー氏」と「Circle(サークル)社のCEOであるJeremy Allaire(ジェレミー・アライヤー)氏」が挙げられる。

Fundstratの創設者であるトム・リー氏は、ビットコインについて「適正価格は今のBTCの価格(約40万円)」よりはるかに高い所に位置敷いている」と分析。

さらに、2018年9月には「BTCは220万円台まで達するであろう」予想している。ビットコインをはじめとする仮想通貨全体が暴落しているなか、同氏は「目標価格について聞いてくる人には飽き飽きしている」と発言し、自身が9月に発言したビットコインの予想価格を撤回することはなかった。

Circle(サークル)社のCEOであるJeremy Allaire(ジェレミー・アライヤー)氏は、ビットコインの価格について「今後3年間で大きく上昇する」と発言。長い目でビットコインなどの仮想通貨市場を見ているようだ。

ビットコイン反対派

ビットコイン(BTC)肯定派の考えに対して、「カナダ出身の実業家であるCalvin Ayre(カルヴィン・エアー)氏」と「10代で仮想通貨億り人となったErik Finman(エリック・フィンマン)氏」は口を揃えて「ビットコインの価値はゼロになる」と発言している。

Erik Finman(エリック・フィンマン)氏は「ビットコインは死んでいる。この重苦しい内戦が最後のビットコインの死ではないが、ほぼ確実に仮想通貨は悪い結果になると思う」と発言。

Calvin Ayre(カルヴィン・エアー)氏は「ビットコインは無益であるが、その日が到来した時ビットコインSVこそが仮想通貨を救うことになる」と発言。ビットコインSVの熱狂的な信者として自身の考えを発言した。

ビットコインはどちらに傾くのか?

2018年も終わりを迎えようとしている現在、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨全体の価格に大きな変動は見られない。

しかし12月15日、ビットコインなどの仮想通貨の上昇に伴い仮想通貨市場へと約450億ドル(約5兆円)者資金が流入していることが分かった。

では、仮想通貨市場の成長のために残されている動きはどのようなものが残されているのか。

市場で大きな期待が寄せられているのは、2018年12月に予定されていたビットコイン先物取引を延期2019年2月にサービスを再開すると発表したBakkt(バクト)。そしてニューヨーク証券取引所に続き世界の証券取引所で2位に位置するNASDAQ(ナスダック)のビットコイン先物取引のスタートであろう。

ビットコインや仮想通貨市場にとって2019年第一四半期は、大きな変化をもたらすことになるのは間違えないであろう。

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