2018年のビットコイン暴落を予想したトレーダー|「これからBTCは80%から90%まで暴落する」と予想

2018年のビットコイン暴落を予想したトレーダー|「これからBTCは80%から90%まで暴落する」と予想

ビットコインをはじめとする仮想通貨市場が暴落した2018年も終わりを迎えようとしているなか、ビットコインのこれからの価格について様々な分析が繰り広げられている。

ビットコインがUSD(米ドル)による熱狂的な購買が続く市場において、ベテランのテクニカルトレーダーであるPeter Brandt氏は、独自の視点でビットコインについての予想を立てている。

Peter Brandt氏はYahooファイナンスのインタビューにて、4日間に渡って上昇し続けているビットコイン(BTC)の価格は「これから80%から90%まで下落します。」と語った。また「これまで何度も何度も起こっていることを私は見てきています。そしてこれらはいつも同じ終わりを迎えるであろう」とビットコインの価格は一転して下落することを予想している。

同氏は「80%から90%の下落」が起こるまでに「4,600ドルが高値であろう」と語り、ビットコインが価格を更新すると大きな下落が起きると予想した。

そして、今回の一連のビットコインの上昇について「“死んだ猫のバウンス”が実態化しただけである。」と、ここまで暴落したビットコインは死んだ猫でも落とせば跳ね返るという意味を込めて、独特の表現で解説を行なった。

ではなぜ?Peter Brandt氏に注目が集まるのか?

Peter Brandt氏は2018年のビットコインの大暴落について的確な予想を立てていた。

同氏は、ビットコインの急上昇について「放物線を描いた急上昇を向ければ、80%以上の暴落が引き起こるであろう。価格は3,933ドルまで下落する。」とツイッター上で予想をつぶやいていた。

実際にビットコインの価格は2017年12月時点では、過去最高価格である19,870ドル(約220万円)を記録し、そこから大暴落。80%近い下落をみせ、ビットコインの価格は3,200ドル(約36万円)の底値を記録している。

ビットコインのこれからの価格について

Peter Brandt氏はビットコインの価格について、これからの80%以上の暴落を考えると3,000ドルを下回った場合「1,200ドルの底値をつける」と予想している。

これについて「これは可能性が高い、これは強い下降傾向である」と予想の核心に迫る発言をしている。実際に2018年のビットコインなどの仮想通貨の大暴落を予想しているPeter Brandt氏の予想は、現実に起こるかもしれない。

下落相場を予想しているのは彼だけではない。ビットコインの急上昇の都市となった2017年、若干18歳で億り人となったErik Finman(エリック・フィンマン)氏も「ビットコインは死んでいる。ほぼ確実に仮想通貨は悪い結果になると思う。」と発言した。

仮想通貨の市場予想は、上昇・下落どちらとも多くの予想が立てられている。2019年1月には、2017年のビットコインの急上昇を引き起こしたとされるビットコイン先物取引が予定されている。これらの市場での金融サービスが仮想通貨市場にどのような価格影響をもたらすのか注目が集まりそうだ。

10代で億り人となったエリック・フィンマンが「ビットコインは死んでいる」と発言

2018.12.17

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