デジタルカレンシーグループの子会社CEO「ICO市場は死んでいる」と発言

Degital Currency Groupの子会社でデジタル資産管理会社「Grayscale Investments」の創設者Barry Silbert氏が、CNBCのインタビュー番組に出演し、ICO(イニシャルコインオファリング)市場は終わりに近づいているという見解を示した。

Barry氏は現在の仮想通貨市場をみて、一度は大きな盛り上がりを見せた初期トークンセールへの影響について触れた。

ICO市場は死んでいる。ICOからの需要はなく、今までICOでビットコインやイーサリアムを調達していた企業は既に売り始めている。

今月発表されたBitMexのレポートによると、少なくとも12のプロジェクトがICOで5,000万ドル以上を調達したが、未だにトークンがリリースされていない状態にあるという。

これらの企業は、ICOに参加した初期投資家が売却することが出来ないようにロックを掛けて販売している。
「現在の市場において、以前の販売価格を保持するとは考えていない」とレポートには記されている。

現在も続く弱気市場にもかかわらず、Barry氏はツイッター上に新たにポートフォリオに追加したアルトコインを公開した。

ツイートによるとBarry氏は、イーサリアムクラシック(ETC)、Zcash(ZEC)、Decentraland(MANA)、Horizen(ZEN)の4種類の通貨を購入したようだ。

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