米国人にBTCをだまし取られたインド人の少年、マイアミ空港に爆破予告をして逮捕

米国人の詐欺師に仮想通貨を騙し取られてしまったインド人の少年が、米国のフロリダ州に位置するマイアミ国際空港に対し幾度となく爆破予告を行っていた事がインドの地元メディアの報道によって明らかになった。

少年は北インドに位置するUttar Pradesh(ウッタル・プラデーシュ)州の出身の18歳の男子高校生であったが、氏名は未成年ということもあってか公開はされていないようである。この男子高校生の少年は自身の父親から日本円で約11万円のお金を借りビットコイン(BTC)に投資をし、多額の利益を生み出していたと述べている。

しかし、男子高校生の少年は仮想通貨の投資を始めてから約5ヶ月後にネット上で知り合った米国人の男から、少年の資産を増やしてあげるといった旨の話を持ちかけられその提案を受託し、米国人の男性にビットコインを送金したが、その後連絡が取れなくなり男の行方もわからなくなってしまったという。

少年は米国人の詐欺師の男を見つけ出し奪われたビットコインを取り戻す為、FBI(米国連邦捜査局)に協力を求めた。少年はネット上でFBIの電話番号を探し出し、先月の2日から一ヶ月間で計50回以上もFBIに問い合わせをしていた。

だがFBIが少年の問題に真剣に取り組まず非協力的であった事に落胆し、少年はその後マイアミ国際空港を爆破するといった内容の脅迫を開始。アサルトライフルや手榴弾、爆弾をくくりつけたベルトなどを用いて空港を爆破させるというような旨を電話で話していたという。

少年の爆破予告を受け、インドの警察当局にFBIが協力を要請。少年はフェイクIDや偽造したメールアドレスなどを使用し、ネット経由で犯行予告を繰り返し行っていたが、インドの警察当局が少年の出身地であるウッタル・プラデーシュ州の警察に捜査を依頼し少年を見つけ出すことに成功した。

インドと仮想通貨の関係性

インドでは4月に、インドの中央銀行であるインド準備銀行が仮想通貨の取引を金融機関が行うことを禁止するなど、仮想通貨はインドの法律では認められておらず、仮想通貨投資に対する法規制も未だ敷かれていない。

またインドのIT業界団体は仮想通貨に関し違法であるとの見解を先月発表しており、実際に先月インドの仮想通貨取引所であるウノコイン(UnoCoin)の創業者が仮想通貨ATMを設置したとして逮捕されるという事案も発生している。

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